鍼と灸の技術を習えるところがある

模型と鍼灸師

鍼灸師という職業になるためには、鍼と灸を上手く扱う技術をしっかりと身につけなければいけません。その技術を教えてくれるのが、鍼灸師になるための教育課程を用意してくれている各種の学校です。鍼と灸の技術を教わるだけならば、鍼灸院で実際に働きながら学ぶのが一番だと考える方もいるでしょう。しかし、鍼灸院で働くことができて、技術を教えてもらえたとしても、施術を他者に行うことは決してできません。なぜならば、人への施術を行うためには、鍼灸師という資格が絶対に必要となるからです。従って、誰かに技術を教えてもらっても宝の持ち腐れとなるため、鍼灸師として働きたいときは、教育課程がある学校に通って資格を取ることが絶対条件だといえます。なお、教育課程が用意されているところは大学と専門学校の二つだけで、民間のスクールなどでは学ぶことができません。そもそも、日本にある民間のスクールで、『鍼と灸を教える』と宣伝しているところは存在していないです。大学に4年間通うか、専門学校に3年間(4年のところもあります)通うか、どちらかになるのでしっかりと考えたうえで選びましょう。ちなみに、専門学校の場合は、昼間に通うコース以外に夜に通うコースを用意してくれているケースもあります。

学費をきちんと調べてから選ぼう

鍼治療

鍼灸師になるための学校に通う場合、しっかりと考えなければいけないのは学費の問題だといえるでしょう。専門学校のほうは、300万円以上の学費になるところがほとんどで、400万円を超えてしまうところだってあります。大学の場合は4年間通うことになるため、専門学校よりも高く、少なくとも500万円はかかると考えましょう。学校によって学費に大きな差があるため、自身の利用したいと思えるところがいくらなのかきちんと確認することをおすすめします。公式ホームページや資料に記載があるため、いくら支払えば鍼灸師になれるのかは簡単に知ることができます。金銭的な不安を感じているときは、奨学金などの学費を補助してくれるありがたい制度もあるので、そちらもあわせてリサーチしておきましょう。なお、専門学校の夜間コースを活用すれば、働きながら鍼と灸の技術を学ぶことも可能です。もしも、学費の支払いに不安があって、仕事やアルバイトをしながら通いたいなら、夜間コースの活用を考えましょう。もちろん、夜間だからといって昼間よりも劣った内容ではなく、まったく同じ技術を身につけられるので、そこは心配する必要はありません。

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